和紙の作品「紙の旗」 名古屋大学アジア法交流館 2016.3
和紙の作品「紙の旗」ー名古屋大学アジア法交流館ー
名古屋大学のアジア法交流館、交流の場アゴラに和紙の作品「紙の旗」を納ました。
楮、三椏、雁皮など、和紙の基本となる素材を使い、全て手漉きで漉いた四角いサイズ(200×200ミリ)を構成した和紙タペストリーです。
本作品はリメイクで、2012年にフランスでの展覧会のために作成した和紙を再構成し、交流の場に合うものをデザインしました。色彩は素材色や天然染料によるもので、生成り、茶色や赤っぽい、金色、燻し銀、葉っぱなど様々なテクスチャーを表現しました。
色や素材の違う紙を一定の規則性で並べることは、旗を作っていくような感覚を憶えたので「紙の旗」という題名にしました。