[ノート]メトロポリタン美術館のイスラム美術 2017.09
ウズベキスタンのミニアチュールなど
メトロポリタン美術館のイスラム美術コーナーでコーランやミニアチュールの撮影を行った。極めて美しい紙と私が思った理由でもある紙。中央アジアはティムール朝の頃のミニアチュール。
(特別な熟覧ではなくガラス越しに撮影)
・トルコ、オスマン帝国時代のコーラン。(15-16世紀)
この紙は本当に美しい。両面書写、磨かれた紙面。どんな原料でどのように製作されたのだろうか。
・ウズベキスタンのミニアチュール。(16世紀)
細密画。部分的な写真を合成してみた。本の1ページのサイズは、この精細な表現から想像もつかないほど小さく。
・アフガニスタンのミニアチュール。(16世紀)
これらの厳密な製作方法は、おそらく不明で技法は断絶している状況にあると考えられます。
・ウズベキスタンのミニアチュール。(おそらく15世紀)
できる限り、拡大撮影を行い、貼り合わせてみた。原寸は、計れなかったが、せいぜいB5くらい。
画像をクリックすると、拡大して細部まで見られます。
(ガラス越しの撮影で、しかも時間もなく不完全で申し訳ありません)
・アフガニスタンのミニアチュール。(15世紀)
このサイズだが、拡大撮影するとこのようなディテール。